天空を切り裂き現れた、12の凶星。
 ドラゴン界より放たれた12の災いは、希望のグリモアを完全に破壊するべく、上空を旋回していた。
 1体1体ですら、十分に同盟冒険者を危機に陥れる事の可能なドラゴン達。
 しかしドラゴン達は、闇雲に飛び掛るような真似をする事は無かった。

「油断するな。敵は1人1人がドラグナー並の力を持っていると考えて行動せよ」
 12体の先頭を飛ぶドラゴンはそう言葉をかけると、安全圏である上空から、街に向けて炎を放つ。

「まずは、炎で街を灰燼に帰し、動くものは全て殺す」
「しかる後、半数は上空に待機、残り半数でグリモア周辺を根こそぎ破壊する」
「グリモアの破壊は、それからで充分だ」
「奴等を皆殺しにするまで、地下には侵攻せぬ」

 ドラゴン達の行動は堅実で隙の無いものであり、これまで2体のドラゴンとの戦いで傷ついた冒険者達に、付け入る隙を与えないものであったのだ。

 この状況に、少なくない数の冒険者が絶望の淵に沈んだ。
 そして、戦いの意志を失わなかった冒険者もまた、自分の無力を感じ、届かぬ天空を舞うドラゴンを見上げる。
 絶望的な状況のまま、最後の戦いは始まるのであった……

 (現在ドラゴンとの最終決戦中につき、全てのコンテンツが使用できません。結果を待て!)